「チャンネルが多すぎて読めていないメッセージが山積みになっている」
Slackを使っているチームの9割が経験するこの問題に、2024年から本格展開されたSlack AIが一つの答えを出しています。
2026年現在、Slack AIは「チャンネルの要約」「スレッドの要約」「カスタム検索」などの機能を持ち、情報洪水の中での業務効率化に実際に役立ちます。この記事では、特に使える機能と実践的な活用法を解説します。
Slack AIとは?どんなことができる?
Slack AIはSlackに組み込まれたAI機能で、別のアプリに切り替えることなくSlack内で直接AIアシスタントを呼び出せます。2026年4月時点の主な機能は以下の通りです。
| 機能 | 概要 |
|---|---|
| チャンネル要約 | 未読のチャンネルを要約して「何が話し合われたか」を把握 |
| スレッド要約 | 長いスレッドの要点を数行にまとめる |
| AI検索 | 自然文で過去のやり取りを検索(「先月の〇〇に関するプロジェクトの決定事項は?」) |
| ハイライト | 1日の間に自分に関係する重要なメッセージをまとめて表示 |
| 翻訳 | 多言語チームでのメッセージ翻訳 |
使いたい機能ベスト3と実践的な使い方
機能1: チャンネル要約(最も使える)
朝、Slackを開いたとき「昨日の夜から何件未読があって全部読むの無理…」という経験はありませんか?
チャンネル要約を使えば、未読メッセージをすべて読まずに「昨日何が起きたか」を30秒で把握できます。
使い方:
– 未読があるチャンネルを開く
– チャンネル名の横の「⚡」ボタン(または「要約」ボタン)をクリック
– 「未読メッセージを要約する」を選択
実際の使い方:
私のチームでは、朝のスタンドアップ前に各プロジェクトチャンネルの要約を確認することが習慣になりました。以前は「昨日のやり取りを読み返す時間」に30分かかっていたのが、10分以内に短縮されました。
機能2: AI検索(「あの話ってどこに書いてあったっけ?」を解決)
Slackの通常検索は「キーワード」で探しますが、AI検索は「意図」で探せます。
通常検索: 「〇〇 contract」のようなキーワード検索
AI検索: 「ABC社との契約更新の最終決定事項は?」という自然文での検索
使い方:
– 検索バー(Ctrl+K / Cmd+K)を開く
– 検索ボックスに質問文を入力
– 「AI検索」モードで実行
数ヶ月前の議論の結論を「あの話、どのチャンネルで決まったんだっけ」と探す時間が大幅に短縮されます。
機能3: 翻訳(グローバルチーム必須)
英語で届いたメッセージをその場で日本語に翻訳、または日本語メッセージを英語に変換します。
Google翻訳に切り替えるひと手間がなくなるだけで、海外メンバーとのやり取りのストレスが下がります。
Slack AIの料金と使える条件
Slack AIはすべてのプランで使えるわけではありません。
| プラン | Slack AI |
|---|---|
| 無料プラン | ❌ 利用不可 |
| プロプラン($7.25/月〜) | ❌ 別途Slack AI契約が必要 |
| ビジネスプラス($12.50/月〜) | 追加費用でSlack AI利用可 |
| Enterprise Grid | カスタム |
Slack AI単体は$10/月/ユーザー程度で追加できます(2026年4月時点)。企業全体で導入するとコストが大きくなるため、まずトライアルで効果を確認することをおすすめします。
Slack AI導入前にやっておくべきこと
Slack AIを使い始める前に、チャンネル設計が整っていないと効果が半減します。
チャンネルの分類を整理する:
「#general」に何でも流しているようなSlackでは、AIが要約しても「何が重要かわからない」状態になります。以下を意識して整理してください。
#announce-*系: 全体への重要告知専用#proj-*系: プロジェクト別の作業チャンネル#dev-*系: 部署・チーム別の日常会話
整理されたチャンネル構造があってはじめて、Slack AIの要約・検索が真の価値を発揮します。
まとめ
Slack AIの活用ポイント:
- チャンネル要約で朝の情報キャッチアップ時間を大幅短縮
- AI検索で「あの話どこに書いてあったか」問題を解決
- 翻訳機能でグローバルチームとの摩擦を減らす
Slackはただのチャットツールから「AI搭載の情報ハブ」に進化しています。チームの生産性を上げたい方はまずトライアルで試してみてください。
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